いろいろなストレス解消法があって、どれが良いのか分からない。
そのような方へ、僕が実際使って効果を感じたおすすめのストレス解消法をまとめました。
ストレスに悩んでいる方は、ぜひ紹介するストレス解消法を試してみてください。
おすすめストレス解消法9選
① 感情に点数をつけて詳しく表現する

1つ目は、感情に点数をつけて詳しく表現することです。
感情を客観視できる人ほど、ストレスに強くなります。
例えば怒ってる時でも、怒っている状態を分析できれば、冷静になり段々と怒りが収まっていきます。
自分は今、上司にバカにされて怒りを感じているな…
そのため、感情を客観視できるようになることで怒りや不安が収まり、ストレスに強くなるのです。
感情を客観視するためのおすすめの方法は次の2つです。
1.感情を10点満点で表す
2.感情を詳しく表現する
1.感情を10点満点で表す
1つ目は感情に点数を付けることです。
感情を具体的な数値で表すことで、客観的に見れて冷静になっていきます。
今の怒りは3点ぐらいかな。
また点数で表すことで、そこまで怒ることでないと認識して、怒りを抑えることができます。
例えば、運転中に交通ルールを守らない人に腹を立てたとします。
ここで感情を点数で表すことで、そこまで怒ることでないと分かり、必要以上に怒ることを防ぐことができます。
自分もルールを破ることはあるし、2点かな。
点数も低いし、そこまで怒ることでもないや。
2.感情を詳しく表現する
2つ目は、感情を詳しく表現することです。
例えば、失敗して恥ずかしく思った時も
❌ ただ恥ずかしい
と思うのでなく、
⭕ 簡単なことを失敗して、自分に苛立ちを感じて恥ずかしいと思っている
と詳しく表すことで、感情を正確に分析して客観視することができます。
これら2つの方法で感情を客観視する癖をつけることで、ストレスを解消していきましょう。
② 別のことをして気をそらす

2つ目は、別のことをして気をそらすことです。
この方法は、怒りを抑える時に使うと効果的です。
怒りのピークは6秒と言われています。
そのため、この時間に注意を他のことに向けることで、怒りのピークがすぎ怒りを抑えることができるのです。
僕のおすすめの方法は、頭の中で100から7ずつ引く計算をすることです。
93、86、79、えっと…
頭の中で計算することで、他のことが考えられなくなり段々と怒りが収まっていきます。
他にも気を紛らわせるなら何でも良いけど、この方法は簡単にできておすすめです。
怒りを感じた時は、別のことを考えて怒りを抑えるようにしましょう。
また怒りをコントロールしたい人には、次の本がおすすめなので興味がある方はどうぞ。
③ 深呼吸をする

3つ目は、深呼吸をすることです。
深呼吸は簡単にでき、ストレス解消に科学的に効果があることも認められているのでおすすめです。
深呼吸をする時のポイントは次の2つです。
1.ゆっくりと長く呼吸する
2.吸う時間よりも、吐く時間を長くする
1.ゆっくりと長く呼吸する
私達の呼吸は興奮したり、怒っている時に速くなります。
緊張やストレスで過呼吸になると、呼吸は速くなりますよね。
そのため逆に、ゆっくりと長く呼吸することでリラックスして、感情を抑えることができます。
2.吸う時間よりも、吐く時間を長くする
呼吸で大切なのは、吸う時間と吐く時間の割合です。
私達の呼吸は吸っている時よりも、吐いている時の方がリラックスできると分かっています。
そのため呼吸をする時は、吸う時間よりも吐く時間を長くすることを意識しましょう。
これら2つのポイントを意識して、深呼吸をすることでストレスを減らすことができます。
特に怒りを感じたり、緊張した時に深呼吸は効果的です。
2、3分呼吸を続けることで、怒りや緊張を抑えることができます。
興味がわいた方は、ぜひ1度試してみてください。
④ AWAREテクニック

4つ目は、AWAREテクニックです。
AWAREテクニックは、心理学者のアーロン・ベック博士が開発した方法で、不安を軽減する効果が認められています。
次の5つの頭文字からできていて、1から順番に行っていくことで不安を解消できる。
1.Accept:受容
2.Watch:観察
3.Act:行動
4.Repeat:反復
5.Expect:期待
この方法は、失敗やミスをした時にもおすすめです。
AWAREテクニックを次のように使うことで、仕事でミスをした時にストレスを減らすことができます。
1.まずは失敗して悔しい、恥ずかしいなどの感情を認める
ネガティブな感情がわいた時に、まず行うのはその感情を認めることです。
よくやってしまうのが感情を否定することですが、これでは逆効果になってしまいます。
例えば、緊張してる時に緊張してないと思おうとすると、逆に意識してしまい緊張が高まっていきます。
❌ 緊張なんてしてないから、大丈夫だ…
実際に感じている感情をないように思うことはできません。
そのため、ネガティブな感情を認めることが大切なのです。
2.感情を認めた後は、感情を観察する
感情を観察するには先程紹介した、
・感情を10点満点で表す
・感情を詳しく表現する
を使ってみましょう。
感情を観察することで、感情を客観視でき冷静になることができます。
3.観察した後は、ネガティブな感情がないように振る舞う
感情を観察し終わったら、感情を感じてないかのように振る舞います。
大切なのは感情を認めて、観察した後に感情がないように振る舞うことです。
受容と観察でネガティブな感情を減らせたので、後は感情を感じてないように振る舞って忘れることが大切です。
例えば、過去の失敗でも後悔し続けたところで意味はありません。
反省すべき点を見つけたら、まるで失敗してないように振る舞って忘れた方が次に活かせるのです。
4.後はネガティブな感情が起きるたびに1~3を繰り返す
5.効果を期待しすぎないようにする
効果を期待しすぎると、上手くいかなかった時に余計に悩むことになります。
だんだんと、ネガティブな感情もなくなっていくだろうぐらいの気持ちでいましょう。
これら5つを行うことで、不安や怒り、緊張を減らしストレスと解消することができます。
興味を持った方はぜひ試してみてください。
⑤ 感情を紙に書き出す

5つ目は、感情を紙に書き出すことです。
この方法はエクスプレッシブ・ライティングと言い、不安やストレス解消に効果があります。
やり方
自分の体験と、それについて感じた感情を紙に書く
時間
20分ぐらいが良いとされてるが、初めは短くても大丈夫
ポイント
字のきれいさや文法を気にせず、感じたままにひたすら書く
この方法でストレスが解消できるのは、紙に書き出すことによって悩みが頭から消えるからです。
悩みが頭の中にあるままだと、同じ感情がループしてしまい余計に悩むことになります。
例えば、失敗を何度も悔やんだり、他人に言われた嫌な記憶を何度も思い出すことがありませんか?
・なんであそこで失敗したんだ
・上司に怒られたことが気になって忘れられない
この原因は記憶が脳の中にあるので、忘れずに何度も思い出してまうからです。
そのため感情を紙に書いて、ネガティブな感情を外に出すことで忘れることができます。
嫌なことや、愚痴も人に話すとスッキリしますよね?
エクスプレッシブ・ライティングなら自分の好きなタイミングで行うことができるので、おすすめです。
ちなみに僕は、1100均で買ったメモに、表裏がいっぱいになるまで書くようにしています。
書いた後はネガティブな感情を忘れられるように、ビリビリに破いて捨てます。
今までは嫌なことがあったら、何度も思い出して悩んでいましたが、この方法を使ってから思い出すことが少なくなったので、個人的におすすめの方法です。
紙とペンがあれば簡単にできるので、気になる方は実際にやって試してみましょう。
⑥ 日記をつける

6つ目は、日記をつけることです。
次の2つの理由から、日記によりストレスを解消することができます。
1.日記にネガティブなことを書くことで、嫌な記憶を忘れられる
2.感情をコントロールしやすくなる
1.日記にネガティブなことを書くことで、嫌な記憶を忘れられる
先程も言いましたが、ネガティブな記憶は頭の中にあると何回も思い出してしまいます。
そのため日記に書いて外に出すことで、嫌なことを忘れることができるのです。
2.感情をコントロールしやすくなる
日記により感じたことを記録することで、自分がどのような時に不安を抱えたり、怒りやすいかが分かります。
それにより、不安や怒りを抱えやすい状況を自覚することで、対策を立てやすくなるのです。
上司に嫌味を言われた時に、ムカつくことが多いな
→ 嫌味を言われたら、深呼吸をして落ち着こう
このようにして、あらかじめ対策を考えることで感情をコントロールしやすくなります。
また何ヶ月かたった後に日記を見返すことで、後から見れば大したことないことで怒ったり、不安を抱えていたと思うことができます。
それにより、今は辛くても時間が経てば忘れていくと分かるので、悩みを減らしやすくなります。
半年前はこんなことで悩んでたんだ。
今の辛いことも、半年後にはきっと忘れてるだろうな。
そう考えたら、なんだか悩みが軽くなってきた。
日記には他にもいろいろなメリットがあるので、興味がある方はぜひやってみてください。

⑦ 食事・運動・睡眠を気をつける

7つ目は、食事・運動・睡眠に気をつけることです。
これら3つを気をつけることで、ストレスを溜めにくくなります。
逆に、食事・運動・睡眠を気をつけていないと様々なデメリットがあります。
ジャンクフードやお菓子ばかり食べる
メンタルを悪化させてしまう
運動をする
うつ病やストレス解消に効果がある
睡眠不足が続く
ストレスに弱くなり、ストレスを溜めやすくなる
他のストレス解消法を行っても、そもそもストレスがたまりやすい状態になっていたら意味がありません。
そのためまずは、ストレスが溜まりにくい状態を作ることが大切なのです。
食事・運動・睡眠で、僕は次のように意識するようにしました。
食事
お菓子やジャンクフードばかり食べていたが、野菜やフルーツをできるだけ取り、お菓子やジュース、ジャンクフードは減らした
運動
ほとんどしていなかったが、30分のランニングを週3回以上するようにした
睡眠
6時間未満しか取っていなかったが、最低7時間は取るようにした
これらを意識してから、ストレスを感じることが前よりも減ってきと感じています。
そのため、ストレス解消したいなら、まずは食事・運動・睡眠から変えていきましょう。
睡眠を改善したい方は、こちらの記事がおすすめです。

⑧ 事実と思い込みを分ける

8つ目は、事実と思い込みを分けることです。
私達は出来事自体でなく、出来事を思い出すことによって傷つきます。
例えば、同僚にバカにされて傷つくのは、バカにされたこと自体ではなく、バカにされた記憶を何度も思い出すことでより傷つくのです。
同僚にバカにされたのを思い出してらムカついてきた。
特に危険なのは、将来への不安や他人の感情を勝手に想像して傷つくなど、実際には起きてない出来事を考えて傷つくことです。
失敗する未来を想像して不安になったり、他人が自分を嫌っていると想像して悩むことはありませんか?
・このプロジェクトが上手くいかなかったらどうしよう…
・もしかしたら、さっきの行動に上司は怒ってるかも?
これらの悪い点は、事実でないことです。
私達は事実でなく、勝手な想像によって私達自身を傷つけているのです。
想像や思い込みは癖なので、徐々に直してくしかありません。
そのために大切なのが、事実と思い込みを分けることです。
例えば、ミスをしてしまい『上司が怒っているのでは?』と不安になったとします。
ここで大切なので、事実と思い込みを分けることです
事実 :ミスをしたこと
勝手な思い込み:上司が怒っているかも?
このように事実と思い込みを分けることで、想像によって傷つくことを防ぐことができます。
実際に怒っているかは分からないし、不安になる必要はないな。
思い込みによって傷つきやすい人は次の3つのステップを意識して、事実と思い込みを分けるようにしましょう。
思い込みの直し方
① 思い込みをするたびに、事実と思い込みを分ける
② 思い込みは、事実ではなく自分自身を傷つける行為だと認識する
③ これを繰り返して、徐々に思い込みの癖を直していく
事実と思い込みを分ける方法について詳しく知りたい方は、こちらの本がおすすめです。
⑨ 自然なことを受け入れる

9つ目は、自然なことを受け入れることです。
嫌な事を自然なことだと受け入れることで、不安や怒りを減らすことができます。
例えば私達は、当たり前のことに対して怒りを感じます。
他人に悪口を言われて、怒りを感じる人は多いと思います。
何でそんなことを言うんだ 💢
しかし、悪口を言わない人がこの世に存在するのでしょうか?
答えはNOです。
そのため、当たり前で自然なことに対して怒ることが間違っているのです。
当たり前のことに怒るのは、手に持っていたグラスを離して、グラスが落ちて壊れてしまい、怒りを覚えるようなものです。

手を離したのなら、当然グラスは落ちて壊れてしまいます。
そのため、怒ること自体が間違っているのです。
自分の思い通りにいかない出来事に、不安や怒りを覚える人は多いと思います。
・何で思い通りに上手くいかないんだ!
・何で想像してたのと違うことが起きるんだ!
しかし、それらの出来事は自然なことであり、受け入れなければならないのです。
この考え方を持つことで、ネガティブな感情を減らせると思います。
自然なことを受け入れるための考え方は、次の本で学べます。
まとめ
本記事では、僕が実際に使って効果を感じた、オススメのストレス解消法9選を紹介しました。
ストレスに悩んでいる方は、ぜひこれらの解消法を使ってみてください。
また、他のストレス解消法について知りたい方は、こちらの本を読んでみると良いかもしれません。
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